2021.05.10

工房風景

工房風景 長穂白狸面相

長穂白狸面相 小の制作風景です。

日本白狸、北京白狸の様々な毛板を選んでいます。
清晨堂では様々な種類、長さの毛板の形や特徴を見ながら、
毛組と呼ばれる特殊な製法で、筆の形をデザインしていきます。

 

↓練り混ぜの様子です。

 

↓均一に混ぜた毛板を駒と呼ばれる筒状の物に入れて、太みを
決めます。
面相筆のように細いものでしたら、毛板1枚で数十本出来ますし、
太い筆だと毛板1枚で数本しかできません。

 

長穂白狸面相は、非常にコシの強い白狸の特徴を活かした面相で
最近よりコシが強くなるよう毛組を行っており、人気の面相筆です。
狸の毛は乾くと広がる傾向がありますが、水分を含ませるとまとまりますので
良く水分を入れてからお使い下さい。

 

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