2020.10.15

商品紹介

線描筆「応手」(おうしゅ)

近年、作家の方から「コシが強い筆を」と要望を頂く事が多くあります。
何度か試作を繰り返し、出来上がった非常にコシの強い、鋭い円錐形の線描筆となります。コントロールがしやすいため、描き手の描きたい線が引ける事から「応手」と名付けられました。
面相では引けないような細くて長い線も、筆圧を調整できれば描けるように仕立ててあります。(関西の有名な作家の、人物画の骨描用に開発したものとなります。)

先には良質の北京白狸、イタチを使用し、また特殊な毛組を行う事でよりコシを強くし、穂先の復元力(中心に戻ろうとする力)を強化しています。
水描きの動画で筆を円を描き続けるものがありますが、穂先が中心からブレないため、このように使用できます。
中が万能で一番人気です。大は大作向きで、小もよくお使い頂いております。

特大は応手のコシの強さ、コントロールのしやすさを持った「長流」のような付立筆を作って欲しい、という作家のご要望にお応えして出来た筆です。
通常付立筆は長穂であるため、どうしても穂先が中心に返って来ず、コントロールが
難しい面もありますが、特殊な毛組によって長穂でもコントロールしやすい仕様になっております。
ご興味のある方は蝶の水描き動画をご覧下さい。

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