福田 季生様の個展に伺いました。

ギャラリーアートもりもとで開催中の福田 季生 様の個展「百花繚乱　ー花文様ー」
に伺いました。
福田季生様は京都市立芸術大学院日本画科を修了され、女性の人物画を中心に
関西で制作・活動されている日本画家です。
今回は東京初個展となり、10月17日（土）迄開催しています。
（<京都展>10月24日-31日梅軒画廊）

京都市立芸術大学 川嶋渉教授との筆についての勉強会を何度か開催してきた中、
福田様は皆勤賞で、熱心に筆や刷毛の事を研究されていました。
女性の肌を綺麗に薄塗りで描くために片羽連筆を使用したり、
細くて長い線を描く時はコリンスキー毛描小、本当に細かい髪の毛等は別小
丸く入る文様やふっくらした線は点描筆等
様々な場面に合った筆をお使いとの事でした。

福田様のような線の見える、筆使いが分かる日本画家の作品を拝見するのは
筆を作っている職人としては楽しみでもあります。
これからの益々のご活躍をお祈りしております。

また、ご案内頂いた絹谷香菜子様の個展（日本橋高島屋）
清見佳奈子様の個展（大丸東京）等にも伺いました。
皆さま個展の開催、おめでとうございます。

↓福田季生個展写真

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