山田りえ様の個展に伺いました。

昨日、柴田悦子画廊にて開催中（10月18日迄）の山田りえ様の
個展に伺いました。
山田りえ様は多摩美術大学日本画科（加山又造教室）をご卒業され
個展やグループ展等幅広くご活躍されている日本画家です。
父の代から、平塚美術館での画材研究のためのワークショップにおいて
冊子のイラストを描いて頂いたり、大変お世話になっている作家の方です。

今回の個展は花や風景だけでなく、数年に一度描かれる裸婦の
作品も展示されていました。

制作に使用される筆について伺うと、
裸婦の肌は片羽連筆で、輪郭線を一度に引ききるためには長穂で含みもある
面相筆　竜爪（りゅうそう）、細い髪の毛にはコリンスキー毛描をお使い
との事でした。
山田様にはいつも筆に関してもアイデアを頂き、扇形の平筆を以前に試作
したのですが、制作のお役に立っているとのことです。
何年もできていませんが、いつか製品化できればと思います。

ご案内頂きました室井佳世様の個展（数夜和）、阪本トクロウ様の個展
（新宿伊勢丹）にも伺いました。
皆様展覧会の開催おめでとうございます。

↓以下山田りえ様作品

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