2020.11.19

工房風景

筆工房風景 絵刷毛平め

東京藝術大学 日本画科での筆講義に向けて、絵刷毛2寸を制作している所です。
トップの写真は上質な天然原毛2種(山羊尾毛、山羊毛)を混ぜて、
水とふのりで固めて、乾かしている所です。

刷毛作りの工程については一部、ホームページに載せておりますので、
宜しければご覧ください。(「刷毛綴じ」)

刷毛の品質に最も影響を与えるのは原毛の品質です。
天然原毛を使用するか、機械精毛された束毛(そくもう)を使用するかで
メーカー毎に品質が異なります。

また弊社の刷毛については
ドーサ刷毛→絵刷毛→特製絵刷毛
という順で原毛の品質が上がり、だんだん薄手の仕様となります。
ただ、弊社のドーサ刷毛は、通常の絵刷毛として使用して全く問題ない
品質となりますので、お試しください。
(一度ドーサを付けた刷毛はドーサ引き専用にしてください。)

↓和紙等で制作したテープを巻いた毛板(武蔵野美術大学筆講義に使用)

↓1寸絵刷毛水仕上げ中

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