2021.01.20

商品紹介

面相筆「狼狸面相」(ろうりめんそう)

以前は、現在の日本画で頻繁に使われる「線描筆」の商品紹介を
ブログにて行いましたが、今度は「面相筆」の紹介を、HPを少し
補足して、説明してければと思います。
以前の線描筆ブログの最初はこちら(天然則妙))

まず、面相筆とは、その名前の通り、顔の細部(眉毛や輪郭等)も描く事ができるような、「非常に細い穂先の筆」を指します。
細い線、極細の線を描いたり、細部の彩色に使用されます。原毛の種類や形状(長穂、短穂等)によって、筆のコシの強さや含みが変わるため、豊富な種類があります。

まず、最初にご紹介するのは、狼狸面相(ろうりめんそう)です。
上質のイタチと白狸を混ぜた、コシのしっかりした清晨堂で一番人気の面相筆です。細い線描や、細部の彩色にも使われます。
狼狸の狼はイタチを指します。書筆、画筆共に狼=イタチというのは古くから
共通している表現となります。
例えば弊社の狼毛蒔絵(ろうもうまきえ)筆もイタチで出来た蒔絵筆となります。
狼狸面相は白狸のコシの強さとイタチのしなやかさを併せ持つ筆で、穂丈も長すぎず、
短か過ぎず扱いやすいデザインとなっています。

狼狸面相は全てのサイズ(別大、大、中、小、別小)が売れ筋の商品となります。
東京藝大を始めとする美大の日本画受験からプロの作家の方まで
幅広く愛用頂いております。
初めてお手に取る方は、中、小あたりをお試し頂ければと思います。

別大は絵手紙の作家の方にも人気の筆です。(絵手紙向けの筆はこちら。)

↓狼狸面相による試し描き

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